現場での困りごとの代表的なもののひとつに「やりっぱなし」があります。やりっぱなしを解決し、成果を挙げて業績を伸ばしていくために必要なのは、大量の人員でも、多額の人財育成予算でも、便利なツールでもありません。

多くの人を増やしても、きっと根本を解決していなければ、すぐに雑務が増えて煩雑になり、優先順位がつけられず「ぱなし」状態になることが多くみられます。

また、人財育成費をかけて

何が『継続力=成果・結果』に天と地の差を作っているのか?

それはズバリ!

感情管理です。人は感情の生き物と言われています。人が最も影響を受ける大きな要因は、この感情。
感情とは、もっとわかりやすく言うと

陽転思考で言うならば『やる気』とも言い換えられ、
陰転思考で言うならば『嫌気』とも言い換える事ができます。
人は、時に感情の起伏によって、やる気になり、また、嫌気が刺してもう、やりたくない、面倒臭いなどにも襲われます。
これは、珍しいことではなく、誰もが一度ではなく、何度でも経験したことのある、あるある話ではないでしょうか?

私はテーマパークの人財育成トレーナーだった時、良くこのような事を上司から教わっていました。
それは、、、

『自分のご機嫌は自分で取る!』

この言葉に込められた想いは、ご機嫌=感情は、自分で管理して、自らで感情管理をしなさい!そして、色々な目の前に事実がやってくるが、それは紛れもなく、その事実に対して意味づけ=(ここでいう意味づけとはその事実に対して自らがどういう感情をつけて理解(目的を明確に見出せるか)をするのかということ)をして、ポジティブに反応するのか、ネガティブに反応するのかは、あなた次第だと言うことなのです。

私たちは、普段様々な事態に直面します。
その目の前に起こる事態というのは、間違いなく、今の自分に必要な事がもちろん起こる訳ですが、(これはまた別の機会にお話したいと思います)、その起こった事態がポジティブに受け取れ、さらに、そこに目的意識をつけて『この目の前に起こっている事は何のために起こっているのか?』が明確に受け取れるとそれを継続できるようになる基盤が整います。

もちろん、最後、成果としてわかる段階は、この継続できる基盤の上に成り立つ、行動であり、行動変容によって違いがもたらされる事は確かですよね。

だからこそ、、、
この行動の源泉をしっかりと見極めていくと、、、(つまり、今まで解説してきた流れを遡ると)

その大きな影響を持っているのが、やっぱり感情なのです。

例えば、『目的を見出せば大丈夫』という考え方もあります。確かにそうですが、まだ足りないのです。

よくあるある話ですが、
やるべき事は明確ですが、なんだか気持ちが乗らず、面倒くささ、嫌気が勝ってしまい、結局やらない事ってありますよね?

この状態は、
【感情が目的を凌駕している】状態です。

つまり、目的は一旦は見出しているようにも本人は感じていますが、感情のパワーよりもパワーが弱い出来立ての目的(=私は目的の種と呼んでます)の為に、感情パワーに負けてしまうのです。

感情の起伏は、私たちの思考を狭めたり、視界を狭めたり、選択を狭めたりします。

人間は感情の動物です。
だからこそ、この感情をどれくらいマネジメントできるかどうか、試されます。。。

こんな事を書いている私自身も感情が思考(目的意識)を覆い被せてしまうこともあります。。。汗

ここで大切な事は、、、

その目的の種に、ワクワク、ドキドキするような栄養いっぱいの理由というお水をどれくらい注げるかどうかにかかっています。
私たちがその目的に向き合った時にどれくらいやるべき意味と価値が明確であり、私たちの心躍るような状況を作り出せるかどうか!

【ワクワクする目的が感情を凌駕する!】

これがまず最初のファーストステップです。

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ワンダーイマジニア

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